上賀茂神社 伏見稲荷大社、松尾大社とともに京都で最も古い神社の一つに数えられている上賀茂神社は、この辺りに勢力を持っていた豪族・賀茂氏の祖先を祀り、京都に都が造られる平安遷都以前からあった歴史のある神社です。平安京造営以後は王城鎮護の重要な役割を担ってきました。
祭神は「賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)」、神社の正式名は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」で、世界文化遺産に指定されています。

立砂 重要文化財の細殿の前に盛られた円錐形の立砂(たてずな)は盛砂(もりずな)とも云われ、神代の昔にご祭神が降臨された上賀茂神社の近くにある円錐形の美しい形の神山(こうやま)を形どったもので、「清めのお砂」の始まりです。

葵祭 5月15日の「葵祭」は平安風俗を忠実に再現した行列が、京都御所から下鴨神社を経由して上賀茂神社まで歩きます。葵祭行列のメインともいわれる斎王行列は、伊勢神宮と同じく歴代の天皇の皇女が斎王として仕えてきた名残を見ることができます。

春の桜と秋の紅葉 春は境内全体が見事な桜で飾られます。一の鳥居を入って右側に咲く斎王桜が特によく知られています。秋の紅葉も美しく、ならの小川や渉渓園が赤や黄に彩られます。渉渓園では平安時代をしのんで雅な曲水の宴が4月第2日曜日に催されます。

上賀茂神社の桜葵祭のページもご覧ください。

上賀茂神社の御祭神 賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)
上賀茂神社の鎮座地 京都市北区上賀茂本山339
上賀茂神社への公共交通機関
市バス「上賀茂神社前」バス停下車すぐ(JR京都駅前から市バス4系統に乗車)
地下鉄烏丸線「北大路駅」より市バス「北3」に乗車「御薗口町」下車徒歩3分
駐車場 普通車30分毎100円(約170台が駐車可能です。)

京都の上賀茂神社1
▲一の鳥居から桜を眺めながら参道を進みます。左の紅色の桜は斎王桜。

京都の上賀茂神社2
▲上賀茂神社、二の鳥居

京都の上賀茂神社3
▲上賀茂神社楼門と玉橋は重要文化財に指定されています。

京都の上賀茂神社4
▲重要文化財の中門が拝所となっています。この奥が国宝の本殿と権殿です。

京都の上賀茂神社5
▲重要文化財の細殿と立砂、紅色の花は「みあれ桜」

京都の上賀茂神社6
▲紫式部ゆかりの片岡社は縁結びの御利益がいただけます。
▲片岡社と片岡橋(左の屋根のある橋)は国の重要文化財に指定されています。

京都の上賀茂神社7
▲上賀茂神社の賀茂競馬(かもくらべうま)が描かれた絵馬