常寂光寺の紅葉
 賑わう山門から拝観受付を通り、頭上にさしかかる紅葉の下、仁王門をくぐり本堂に向けて急な石段を登ります。
 坂の上から振り返ると色とりどりの紅葉の下に茅葺きの仁王門が静かにたたずんでいます。
 この仁王門は本圀寺から移したもので、両袖の仁王は若狭小浜の長源寺にあったものを移したもののようです。

 坂を上りきった所に建つ多宝塔からは嵯峨野の赤く染まった光景が遠望できます。
 紅葉に飾られた多宝塔は檜皮葺の屋根の上に長い相輪が背伸びをしています。
 江戸時代初期の1620年に建立された多宝塔は国の重要文化財に指定されています。

常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
 慶長元年(1596)に本圀寺(ほんこくじ)の究竟院日禛(くきょういんにっしん)が、ここを隠棲の地として開創したのが始まりです。
 本堂は伏見城の一部を利用して建てられたもので、十界大曼茶羅が本尊として祀られています。

時雨亭跡
 境内を登ると最奥に歌僊祠と「時雨亭跡」の石碑が建っています。藤原定家(ふじわらのさだいえ)がここにあった山荘・時雨亭で百人一首を編んだといわれています。
 歌僊祠には日本最古といわれる藤原定家と藤原家隆の木像が安置されていますが一般には非公開です。
 藤原定家は鎌倉時代初期の歌人で応保2年(1162)に公家の家系に生まれ仁治2年(1241)に没しました。

常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
 常寂光寺はに本圀寺の究竟院日禛(くきょういんにっしん)が慶長元年(1596)にここを隠棲の地として開創したのが始まりです。

 常寂光寺は紅葉の名所として知られています。境内全体に紅葉が見られますが、仁王門を飾るように色づく紅葉と、多宝塔の近くからから見下ろす紅葉が特に美しいです。

 常寂光寺へのgoogle地図はページの下部にあります。

常寂光寺の宗派 日蓮宗
常寂光寺の所在地
 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
拝観料 400円
拝観受付時間 朝9時より夕4時半まで
常寂光寺への公共交通機関
●京都バス「嵯峨小学校前」下車、徒歩約10分
●市バス「嵯峨小学校前」下車、徒歩約10分
●JR「嵯峨嵐山」より徒歩約25分
●嵐電「嵐山」より徒歩約25分
駐車場はありません。

隙間400

▼茅葺き仁王門をくぐり抜けて石段を登り振り返った光景です。

京都の紅葉常寂光寺2

▼高さが約12メートルある重要文化財の多宝塔の近くから京都の街と東山が遠望できます。

京都の紅葉常寂光寺3

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▼紅葉が飾る茅葺きの仁王門

京都の紅葉常寂光寺1

▼本堂は伏見城の部材を使って建てられたともいわれています。

京都の紅葉常寂光寺4

▼初冬には美しい散り紅葉が積もります。

京都の紅葉常寂光寺5

▼時雨亭跡の碑(左)と歌僊祠(右)は小高い山の頂上近くにあります。

京都の紅葉常寂光寺6

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