東福寺の紅葉 東山の月輪山麓に広大な寺域を持つ東福寺の秋は、東の山から流れ下る三ノ橋川の洗玉澗(せんぎょくかん)が約2000本ものトウカエデの赤い紅葉で埋め尽くされます。葉先が三つに分かれた珍しい通天紅葉も見られます。臥雲橋から洗玉澗の紅葉を通して通天橋を見上げたり、通天橋から洗玉澗の紅葉を見下ろした時にはその迫力に圧倒されます。

国宝三門 室町時代初めの応永12年(1405)に再建され、入母屋造り、五間三戸の大きな三門は左右の幅が25.9メートル、高さが22.1メートルもある大きな門です。禅宗寺院に数ある三門の中では最も大きく、最も古いものだといわれています。3月14日から16日の春の涅槃会(ねはんえ)には楼上が一般公開されるそうです。

東福寺 東福寺は恵日山(えにちざん)と号する臨済宗東福寺派の大本山で、嘉禎(かてい)2年(1236)に藤原道家が禅僧円爾弁円(えんにべんえん)(聖一国師)を開山に迎えて祖父の菩提を弔う寺として建立した寺院です。道家は規模は東大寺、教行は興福寺と大寺院の建立を掲げ、東大寺と興福寺から1字ずつ名をとり東福寺と名付けて、20年後の建長7年(1256)に完成させました。その後に2度もの大火災に遭遇しましたが再建され、中世禅宗の貴重な寺観を今に見る事ができます。三門は国宝に、禅堂、東司、開山堂、鐘楼などは国の重要文化財に指定されています。本堂、方丈は明治の焼失以後の再建です。

東福寺の宗派 臨済宗東福寺派大本山  所在地 京都市東山区本町15-778
拝観 境内自由ですが、通天橋・開山堂拝観は400円、方丈庭園は別途400円
東福寺への公共交通機関
JR奈良線、京阪「東福寺」下車、徒歩約10分、市バス「東福寺」下車、徒歩約5分

京都の紅葉東福寺78-1

▲臥雲橋から洗玉澗の紅葉の海を越えて通天橋を見ています。

京都の紅葉東福寺78-2

▲本堂と開山堂を結ぶ通天橋から臥雲橋を見下ろしています。

 
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京都の紅葉東福寺6
▲臥雲橋から初冬の紅葉を見ています。

京都の紅葉東福寺3
▲散紅葉が積もる初冬の東福寺

京都の紅葉東福寺4
▲宝形造りの経蔵を紅葉が飾ります。

京都の紅葉東福寺5
▲重要文化財の禅堂

京都の紅葉東福寺1
▲国宝に指定されている東福寺の三門、扁額の「妙雲閣」の文字は足利義持筆

京都の紅葉東福寺2
▲明治14年に焼失してから長い年月をかけて再建された大きな東福寺の本堂