日像(にちぞう)上人が元享元年(1321年)に後醍醐天皇より寺地を賜り、元享2年(1322年)に京都で最初の日蓮宗の道場として創建した寺院です。
(日像上人:鎌倉時代の日蓮宗の僧、文永6年(1269)~康永元年(1342))

 日蓮宗としては初の勅願寺となり四条に移転しますが、その後寺地の移転を何回か繰り返しましたが、豊臣秀吉が天正11年(1583)に京都の都市改造を行った際に、南北に通ずる寺町通や東西に通ずる寺之内通に寺院が集められ、妙顕寺は寺之内通の現在地に移転させられました。当時の堂宇は天明8年(1788)1月30日に発生した天明の大火で消失し、現在に見られる建物はそれ以後の再建されたものです。

 紙本墨書後小松天皇宸翰御消息2幅、その他が国の重要文化財に指定されていますが、本堂などの建物のほとんどが京都府指定有形文化財に指定されています。本堂の前に建つ背の高い石灯籠は妙顕寺型灯籠と呼ばれています。
 書院の前の光琳曲水の庭などは有料で拝観できます。

 塔頭寺院の泉妙院には尾形光琳(おがたこうりん)と尾形乾山(おがたけんざん)の兄弟の墓があります。尾形光琳(1658-1716)は琳派を代表する江戸時代の絵師で燕子花図屏風などの作品がよく知られています。弟の尾形乾山(1663~1747)は絵とともに陶工としての作品を残しています。

妙顕寺の宗派 日蓮宗大本山
妙顕寺の開基 日像上人
妙顕寺の所在地 京都市上寺之内通新町西入妙顕寺前町514
妙顕寺の拝観 境内拝観自由、庭園の拝観は志納金が必要です。
妙顕寺への公共交通機関
 京都市バス「堀川寺之内」下車徒歩約5分(京都駅前から市バス9系統に乗車)

京都の桜妙顕寺80-1

▲春4月の妙顕寺は寺之内通に面する門の横に美しい桜が並びます。

 
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京都の桜妙顕寺1
▲本堂には黄金釈迦仏像が安置されています。

京都の桜妙顕寺2
▲本堂の前に立つ妙顕寺型灯籠

京都の桜妙顕寺3

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京都の桜妙顕寺5

京都の桜妙顕寺6