四月初めには満開の桜に覆われた階段の参道を昇ります。振り返ると真如堂の三重塔が見えています。階段を昇ると上の広場に本殿と神明宮が左右に並んで建ち、静かな佇まいの神域を作っています。宗忠神社の北隣には朱色の鳥居と白い桜が一直線に続く竹中稲荷神社があり、この辺は京都の隠れた桜の名所となっています。
 参道の下の鳥居の脇に掲げてある京都市の駒札説明板によると、宗只神社には神道系の宗教団体の一つである黒住教(くろずみきょう)の教祖、黒住宗忠がお祀りされています。黒住教は、備前国(岡山県)の今村宮の禰宜(ねぎ)黒住宗忠(むねただ)が江戸時代後期の文化11年(1814)の34歳のときに得た神人一体の霊感を受けた宗教体験をもとに結成されました。
 文久2年(1862)に建てられた宗只神社は幕末の動乱期には皇室や公卿からの篤い信仰を集め、二條家、九條家から篤い崇敬を受けた他、幕末最後の天皇、孝明天皇の唯一の勅願所ともなりました。桜の参道を上がった広場に鎮座する流造りの本殿は明治45年(1912)に改築されました。本殿と並んで建つ神明宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお祀りされており、公家の二條家より遷したものといわれます。本殿の前に建つ左右に長い拝殿は昭和12年(1937)に改築されたものです。末社に白山社(祭神:白山比咩大神)、忠春社(祭神:赤木忠春)が鎮座します。

宗只神社の参拝 境内参拝自由
宗只神社の鎮座地
 
京都市左京区吉田下大路町63(真如堂の真向かい、真如堂の西側)
宗只神社への公共交通機関
 白川通を走る市バス「真如堂前」下車、徒歩約15分(京都駅より5系統に乗車)

 
各ページのホテル名をクリックすると
詳しい情報と予約の頁に進めます。

京都駅周辺のホテル・宿
祇園・東山・北白川方面のホテル・宿
京都市中心部・河原町方面のホテル・宿
嵯峨野・嵐山・高雄方面のホテル・宿

京都の桜宗只神社4
▲宗忠神社はここから参道の石段を昇ります。

京都の桜宗只神社1
▲ 参道(階段)からは桜を透かして真如堂の三重塔が見えています。

京都の桜宗只神社2
▲ 宗只神社の本殿へ通じる桜の参道

京都の桜宗只神社3
▲ 階段の両側に桜が続きます。

京都の桜宗只神社5
▲参道の階段の上には左右に長い拝殿が建ち、ここから拝礼します。