嵐山の桂川に架かる現在の渡月橋は昭和9年に架けられた全長154.4m、幅11mの鉄筋コンクリート橋です。名勝嵐山の景観に調和するように木製の桁隠しを用いるなどの工夫が施されています。嵐山は天下の名勝としてあまりにも有名で、京都で最も賑わう観光スポットの一つです。後嵯峨天皇が吉野の桜を移植した由縁で、平安遷都以来紅葉の名所だった嵐山が桜の名所にもなったそうです。
 桂川はこの渡月橋を境にこれより上流を保津川あるいは大堰川と呼ばれることもあり、丹波山地から流れ出る水流は亀岡盆地などで洪水をくりかえしていました。平安時代初めの承和3年(836)に道昌僧正(空海の弟子)が大堰川を修築した時に、今の渡月橋より200mほど上流に橋を架けたのが渡月橋の始まりといわれています。
 橋は朱丹に塗られ天龍寺十景の一つに数えられていました。亀山上皇がこの橋を「くまなき月の渡るに似る」と表現したことから「渡月橋」とよばれるようになりましたが、それまでは近くのお寺の名前から法輪寺橋とか葛野橋と呼ばれていました。(註 亀山天皇、90代天皇 1249~1305 在位1259~1274)

嵐山渡月橋の所在地
 
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
嵐山の渡月橋への公共交通機関
 JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車徒歩約15分
   (嵯峨嵐山は京都駅からJR嵯峨野線(山陰本線)の快速で約12分)
 阪急電車嵐山線「嵐山」下車、徒歩約5分
 嵐電(らんでん、京福電鉄嵐山線)「嵐山」下車徒歩数分
 市バス「嵐山」「嵐山公園」下車、すぐ
 京都バス「嵐山」「京福嵐山駅前」「中の島公園」下車、すぐ

京都の桜渡月橋78-1

▲桂川の岸の桜が川面に向かって大きく花の枝を垂れています。

京都の桜渡月橋78-2

▲山の上まで桜が咲いています。

 
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京都の桜渡月橋1
▲桂川の左岸下流から渡月橋を見ています。

京都の桜渡月橋2
▲桂川の左岸から中の島公園の桜をみ見ています。

京都の桜渡月橋3
▲桂川右岸の中ノ島から渡月橋と小倉山を見ています。

京都の桜渡月橋4
▲渡月橋は京都市の右京区と西京区を跨いでいます。