八坂神社(やさかじんじゃ)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)他9柱の神様がお祀りされています。八坂神社の創建の歴史は古く、平安遷都以前の斎明天皇(第37代天皇、在位655年~661年)の代に八坂氏の氏神として素戔嗚尊を祀ったのが神社の始まりです。
八坂神社は厄除け、疫病除けの神様「祇園さん」で親しまれ、日本三大祭の一つである祇園祭でよく知られています。
京都屈指の繁華街・四条通の東端に建つ朱塗りの西楼門が正門と思われがちですが、境内南側の下河原通に面した南楼門が正しい正門で、その南側に建つ大きな石鳥居は国の重要文化財に指定されています。
本殿(重要文化財)
広い境内の中央に建つ重要文化財に指定されている本殿は徳川家綱(徳川第4代将軍)により再建され、本殿と拝殿を一つの屋根で覆う特殊な構造で「祇園造」と呼ばれています。
檜皮葺の大きな屋根は400坪の広さがあると解説されています。
主な境内社
八坂神社の境内にはいくつもの摂社、末社が鎮座しています。
女性に人気のある美御前社(うつくしごぜんしゃ)にお詣りすると今よりもっと美人になれるそうです。社殿の前には美容水が湧き出ています。
商売繁盛の御利益が頂ける北向蛭子社は正保3年(1646)に建てられた歴史有る社で国の重要文化財に指定されています。
八坂神社の東に約800本もの桜が咲く円山公園があります。
八坂神社の主祭神
素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神(素戔嗚尊の八人の御子神)
八坂神社の場所
京都市東山区祇園町北側625
(四条通の東端、円山公園の西)
八坂神社への公共交通機関
市バス「祇園」下車
(京都駅前より市バス100系統、206系統に乗車)
京都市営円山駐車場
普通車30分毎 250円(134台駐車可能)
(八坂神社西楼門の北側を斜めに東北に進むと駐車場の入り口があります。)