御室仁和寺の二王門

 京都の三大門の一つで、国の重要文化財に指定されている仁和寺の二王門は桁行(幅)が18.7メートル、高さが20.5メートルもあるそうです。この二王門は南大門とも呼ばれています。

 京都三大門とは知恩院三門と南禅寺三門、それにこの仁和寺の二王門です。

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仁和寺の由緒

▼下の文章は仁和寺に掲示されている京都市の駒札説明板(下の写真)を書き移しています。

仁和寺(にんなじ)

  真言宗御室(おむろ)派の総本山で、平成六年(一九九四)に世界文化遺産に登録された。
  平安時代前期に光孝(こうこう)天皇が創建に着手した後、仁和四年(八八八)に宇多天皇が完成させ、仁和寺と名付けた。宇多(うだ)天皇は退位の後、出家して、仁和寺内に僧坊(そうぼう)を営み、三十余年間修行に専心したため、法皇が御座する室(僧坊)ということから、「御室」が後に仁和寺周辺の地名となった。
  以後、明治維新まで約千年間、皇子皇孫が門跡(もんせき)として法燈(ほうとう)と伝えたが、その間、応仁の乱の戦火で全伽藍を焼失し、双岡(ならびがおか)西麓に仮御所を設けた時期もあった。
  現在の伽藍は、江戸時代初期に徳川家光の協力を得て再建されたもので、御所の紫宸(ししん)殿を移した金堂(こんどう)(国宝)をはじめ、御影堂(みえどう)・観音堂・鐘楼・五重塔・経蔵・二王門(いずれも重要文化財)などは当時の建物である。仁和寺境内は仁和寺御所跡として史跡に指定されている。
  西門から成就山(じょうじゅさん)の麓にかけて、四国の八十八カ所霊場を縮小した「御室八十八カ所巡りの霊場」があり、中門の左手には、遅咲きの桜の名所として有名な「御室桜」(名勝)が見られる。
                 京都市
▲上は仁和寺に掲示されている京都市の駒札(下の写真)の文章をそのまま再録しています。

仁和寺の所在地 京都市右京区御室大内33
仁和寺の宗派 真言宗御室派総本山
仁和寺の拝観時間 朝9時~夕4時半
仁和寺の拝観 境内自由
御室花まつり期間の特別入山料 大人500円
仁和寺の御殿拝観料
 大人・高校生
500円
 中学生・小学生 300円
仁和寺霊宝館拝観料 期間限定有料
仁和寺への市バス、JRバス
 市バス、JRバス「御室仁和寺」下車すぐ
(市バスは京都駅より26系統に乗車)