清水寺音羽の滝は京都三本滝水のご利益パワースポットです。

清水寺 音羽の滝(おとわのたき)

index

音羽の滝の場所
 400円の拝観料を払って清水の舞台に上がると音羽の滝を見下ろせます。本堂の拝観を終えて舞台を下り、左に進むと恋占いの石で知られる地主神社、右に下りると音羽の滝があります。

音羽の滝
 東山36峰に連なる音羽山から下りてきた地下水が3本の筧(かけい)を伝って滝壺に落ちています。京都市の北から日本海へと連なる山並みは北山山地、丹波山地と呼ばれます。
 北山山地の分水嶺から北側の水は日本海へと流れ、南側の水は川となり、或いは伏流水となって京都盆地へと流れ下りてきます。

 この地下伏流水が東山の山並みの断層の割れ目から流れ出て、音羽山の雨水と合わさり音羽の滝となり、清らかな水は千年以上も前からとぎれることもなく流れ落ちています。

 清水寺の寺名の由来となった音羽の滝の他にも、京都には古くからの多くの名水が保たれ、今でも京都市民の茶の湯などに愛されて使われています。

音羽の滝のご利益
 三本の水のそれぞれを「延命長寿の水」、「恋愛成就の水」、「学問上達の水」と分けて語られることもありますが、これには確証はないようで、「黄金水」、「延命水」と呼ばれる水の霊験あらたかなご利益を信じて、三本の水のどれかを静かに一口お飲みになる事をお勧めします。
 「滝の水は皆同じです 後のお不動さまにお願い事をして霊水をいただいて下さい 諸願成就」と張り紙がしてあります。

 筧から落ちる水を飲む為に柄を長くした柄杓(ひしゃく)は参詣者が一口飲む毎に消毒されています。

清水寺の宗派 北法相宗大本山
清水寺の所在地 京都市東山区清水1-1294
清水の舞台(本堂)拝観料 400円
拝観時間
 午前6時より午後6時
  (季節により変わります。)
清水寺への公共交通機関
●東大路通りを走る京都市バス「清水道」下車、東へ徒歩約10分
(京都駅前より市バス100系統に乗車が便利です。)