うさぎの三尾神社

 卯の年の平成23年正月の三尾神社の境内は全国から初詣に訪れた人達で一杯になりました。その様子はテレビや新聞でも伝えられました。

 三尾神社の境内のあちこちには多くの兎の絵や造り物が見られます。探せばこのページの写真よりもっとたくさんの兎が見つかることでしょう。

 拝殿の前には「めおと卯」と名付けられた二羽の兎が置かれています。門を入った右側には可愛い親子の兎が新しく置かれました。拝殿を見上げると破風にも数羽の兎の彫刻等が見られます。

 拝殿の後ろに控える本殿は室町時代の応永33年(1426)に建立された古文書が見つかり、国の重要文化財の価値があると平成20年(2008)の各新聞が報じましたが、平成24年12月10日にめでたく重要文化財に指定されました。その本殿を取り巻くすかし塀の瓦にも兎がデザインされています。

 手水舎の波の上の兎の口元からは清らかな水が流れています。門の傍に立つ燈籠の足元にも兎が彫られています。絵馬には元気に跳ねる親子の兎が描かれ、絆と記されています。子兎を見つめる親兎の慈愛に満ちた眼が印象的です。

御神紋は真向きのうさぎ

三尾神社とうさぎの由来
 三尾明神が太古、卯の年・卯の月・卯の日・卯の刻、卯の方より出現されたという言い伝えにより 昔から「うさぎ」は神様のお使いとされている。それ故神紋は「真向きのうさぎ」とされており、卯年生れの方の守り神としてあがめられている。
上は拝殿に貼られている由緒書を再録しています。

日御前神社
(ひのごぜんじんじゃ)

 三尾神社境内末社の日御前(ひのごぜん)神社は、天武天皇(飛鳥時代)の長子、大津皇子(おおつのみこ)の姫宮瓜生姫(うりうひめ)の御創建で、別の地に鎮座していたものを明治の終わり頃にこちらに移して三尾神社の末社となりました。御祭神には
 天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神
の三神がお祀りされています。

 日御前神社の本殿には、朝瓜の形をした瓜生姫の霊験あらたかな神霊石が祀られており、「夜泣き、かんむし」などの赤ちゃんの病気に御神徳があり、縁結びや安産にも霊験がいただけるので、遠くからも参詣者が訪れます。夏の7月22日、23日の「朝瓜祭」 は日御前(ひのごぜん)神社の例祭で参拝者が朝瓜に子供の名前などを書いて神前にお供えします。

境内社

日御前神社(本殿の向かって右に鎮座)
 (子授け安産、夏虫の神)
阪下茂畑稲荷神社
 (五穀豊穣、家業繁栄、商売繁盛、産業隆盛)
白鬚神社(延命長寿の神)
夷子神社(商売繁盛の神)
天満宮(学問成就の神)
白山神社(結びの神)、愛宕神社(火除けの神)