嵐山(あらしやま)
嵐山は京都を代表する観光スポットで、大堰川に架かる全長が約155メートルの渡月橋からは、紅葉に染まる嵐山の山肌や、大堰川の両岸に並ぶ赤い紅葉が美しく眺められます。
渡月橋の南西にそびえる嵐山は標高が375メートルで、川を挟んで北側の丸い山容の標高が296メートルの小高い山が小倉山です。この辺り一帯を嵐山公園と呼び、春の桜や秋の紅葉などの四季折々の景色が楽しめる京都屈指の観光地となっています。嵐山の桜の写真は嵐山渡月橋の桜をクリックするとご覧いただけます。晩秋には嵐山渡月橋の紅葉を見に行きましょう。
渡月橋の南の「十三まいり」で知られる法輪寺の展望台からは渡月橋周辺の光景が美しく眺められます。
嵐山渡月橋を北に少し歩くと鎌倉期の後嵯峨天皇が亀山離宮を建て、その後に後醍醐天皇の霊を慰める為に夢窓国師が禅寺の改めた天龍寺があります。
渡月橋から北へ歩くと野宮神社、常寂光寺、二尊院、祇王寺などがあり、嵯峨釈迦堂とも呼ばれる清涼寺の仁王門の前を左に折れてさらに歩くと奥嵯峨の化野念仏寺、愛宕念仏寺、清滝へと進みます。
嵐山渡月橋への電車
●JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩約15分
●嵐電の終点「嵐山」下車、南へ徒歩数分
●阪急電鉄嵐山線「嵐山」下車、徒歩約5分
嵐山渡月橋へのバス
●市バス「嵐山」下車、すぐ
●京都バス「嵐山」下車、すぐ