石山寺(いしやまでら)
大津市は京都市、奈良市に次いで国宝、重要文化財の多い所です。この石山寺も延暦寺、三井寺、日吉大社と並んで国宝、重要文化財の宝庫です。
近江八景「石山の秋月」で知られる石山寺は琵琶湖から流れ出る瀬田川畔の硅灰岩の山に建つ寺院です。
硅灰石は石灰岩が高温マグマによって熱変成したもので、この光景が霊地とされ石山寺の名前の由来となりました。石山寺は真言宗の寺院です。
西国観音巡礼第十三番札所としての石山寺は風光にも恵まれ、平安時代には石山詣が流行したことがあるようです。
紫式部が源氏物語の構想を練ったのもこの石山寺でした。梅、桜、紅葉の他にも四季の花が楽しめます。
石山寺は西国三十三所観音巡り第十三番札所、ご本尊は秘仏の「勅封二臂如意輪観世音菩薩(ちょくふうにひにょいりんかんぜおんぼさつ)」です。
国宝の石山寺多宝塔は高さが17メートルあり、建築された年代が判明している多宝塔としては最古のものです。石山寺を代表する建築物の一つです。
石山寺 紅葉だけでなく石山寺の桜もきれいです。
石山寺の場所
大津市石山寺1-1-1
石山寺の拝観時間
午前8時より午後4時30分
石山寺の拝観料
500円
石山寺への電車
京阪電車石坂線「石山寺」下車、南へ徒歩約10分