高台寺は高台寿聖禅寺が正しい名前です。

紅葉の高台寺

京都の紅葉

高台寺(こうだいじ)
 臨済宗建仁寺派の高台寺は豊臣家の菩提を弔う為に豊臣秀吉の正室、北政所(きたのまんどころ、ねね)が慶長11年(1606)に建立した禅寺で俗に「ねねの寺」とも呼ばれています。高台寺は高台寿聖禅寺(こうだいじゅしょうぜんじ)が正しい寺名で、鷲峰山(じゅぶざん)と号するの格式の高い禅寺です。高台寺の本尊は桃山時代に作られた釈迦如来坐像です。

 北政所は慶長3年(1598)に秀吉が没したあとに大坂城から京都御苑内の三本木に居を移して出家し、慶長8年(1603)に朝廷から高台院の号を賜りました。この院号が高台寺の名前の由来です。

 臥龍廊の東に繋がる霊屋(おたまや)には、華麗な蒔絵が厨子や須弥壇に施され秀吉とねねの木像が安置されています。この美術工芸の粋を極めた蒔絵装飾は高台寺蒔絵と呼ばれます。高台寺が寺宝として所蔵する多くの美術工芸品は「ねねの道」の西側にある「高台寺掌(しょう)美術館」で見ることができます。

 散紅葉が水面に浮かび赤い紅葉が影を落とす堰月池と臥龍池を渡る臥龍廊が観月台、開山堂、霊屋(おたまや)を結んでいます。観月台、開山堂、霊屋はいずれも国の重要文化財に指定されています。建物では他にも表門、傘亭、時雨亭などが重要文化財に指定されています。絹本着色十六羅漢像16幅などいくつもの美術品が重要文化財として所蔵しています。

 桃山文化を今に伝える美しい庭は小堀遠州の作庭によるもので国の史跡、名勝に指定されています。

 紅葉が美しい秋の夜にはライトアップもされ、趣向を凝らした幻想的な光景が見られます。

 高台寺の春の写真は高台寺の桜をクリックするとご覧いただけます。

高台寺の場所
 京都市東山区高台寺下河原町526
高台寺の拝観時間
 
午前9時~午後5時半
(拝観時間は季節により変わります)
高台寺の拝観料
 
600円
高台寺へのバス
●市バス「東山安井」下車、徒歩約5分
(京都駅前から市バス206系統に乗車)