祇園祭山鉾 辻廻し6基

長刀鉾辻廻し

長刀鉾 朝9時に四条烏丸から「くじ取らず」の長刀鉾が巡行の先頭で四条通を東に向かいます。生稚児が乗る唯一の鉾で、出発後に「しめ縄切り」を行います。新町御池では稚児が鉾から降りてから辻廻しをして新町通を南に向かいます。

函谷鉾辻廻し

函谷鉾 中国の戦国時代に孟嘗君(もうしょうくん)が部下による鶏の鳴き声の真似によって函谷関を脱出できた故事によります。前懸は重要文化財の復元新調です。

鶏鉾辻廻し

鶏鉾 中国は堯の時代に平和で使われなくなった訴訟用の太鼓に鶏が巣を作った故事によります。ベルギー製の重要文化財の見送を復元新調して巡行します。

月鉾辻廻し

月鉾 円山応挙によって描かれた屋根裏の草花図や、左甚五郎作といわれる破風の兎、軒桁、四本柱の飾金具等も逸品で動く美術館とも言われています。

菊水鉾辻廻し

菊水鉾 町内にあった菊水井戸にちなんで名付けられています。唐破風造りの屋根が特徴で、昭和27年に88年ぶりに新しく作られた昭和の鉾です。

船鉾辻廻し

船鉾 くじ取らずで先祭行列の最後を飾ります。神功皇后の新羅出兵の説話に取材し、鉾全体を船の形にしています。安産の神にあやかり岩田帯が授与されます。

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