伯牙山(はくがやま)

伯牙山
 中国周時代の故事で、琴の名手の伯牙が友人の鐘子期(しょうしき)の死を聞いて琴の弦を断ち、以後琴を弾くのを辞めたという話に由来し、一名「琴破山(ことわりやま)」ともいわれます。

御神体人形
 手に斧を持つ伯牙の像で、傍に琴が置かれています。高さが2メートル近くもある大きな像で、寛政2年(1790)に作られました。

前懸
 中央に掛けている慶寿裂(けいじゅぎれ)軸装の中央には不老長寿の八仙等が描かれ、上下に詩文が書かれています。中国明時代の原作を復元新調して掛けています。

水引、胴懸、角金具
 水引は緋地に楼閣山水人物を立体的に縫い付けた美しいもので、最近復元新調されました。

 胴懸は花卉尾長鳥文様の綴錦を掛けています。

 水引の四隅には胡蝶の角金具を掛け、その下に白い組紐を垂らしています。

見送
 江戸中期に作られた刺繍で五仙人が精緻に描かれています。

伯牙山の山鉾町
 京都市下京区綾小路通新町西入る矢田町