占出山(うらでやま)

占出山
 神功皇后(第14代仲哀天皇の皇后)が新羅出兵の折に肥前国(九州西部)の松浦川で鮎を釣って戦勝を占ったという説話から取材した山で 「鮎釣山(あゆつりやま)」とも呼ばれています。

御神体人形
 釣竿を右手に、釣糸の先の釣り上げた鮎を左手に持ち、金の烏帽子を被る御神体(人形)は、衣の下に安産祈願の腹帯が巻かれているそうです。

水引
 「三十六歌仙図」は柿本人麻呂から中務までの36人の歌人が刺繍されています。平成25年に美しく新調されました。

前懸、胴懸
 前懸は日本三景より「宮島」、胴懸は日本三景より「松島」と「天橋立」の美しい綴錦で復元新調されたものを掛けて巡行しています。

見送
 綴錦「双龍宝尽額牡丹鳳凰文図」を掛けて巡行していますが、宵山に会所で展示されている旧見送の「鳳凰牡丹円紋」は中国明時代に織られた綴錦で、同時代の完成品としては世界に現存する唯一の貴重なものだそうです。

安産お守り
 神功皇后は懐妊中にもかかわらず出兵し、凱旋後無事に出産した故事から、古くから安産の神として信仰されています。

 占出山の巡行のくじ順が早い年はお産が軽いと言い伝えられています。

 占出山の町会所には神功皇后宮が祀られており、安産の腹帯やお守りが授与されます。

占出山の山鉾町
 京都市中京区錦小路通室町東入ル占出山町