役行者山
(えんのぎょうじゃやま)

役行者山
 役行者(役小角、えんのおずぬ、634~701)が一言主神(ひとことぬしのかみ)を使って大峰と葛城の間に橋を架けたという伝説に由来して作られた山です。

 一言主神は雄略天皇(第21代、在位456~479)が葛城で刈りをした時に現れたと伝わる神様です。この山にお祀りされている葛城神(かつらぎしん)と一言主神は同一の神という説もあります。

御神体人形
 役行者、一言主神、葛城神の三体が山の上にを安置されています。奥の洞に鈴杖を持った役行者が角帽子、袈裟の姿で座しています。

 右側に立って手に斧を持つ一言主神は赤熊(しゃぐま)をかぶっています。

 左側の葛城神は宝輪と末広を持ち、一言主神と葛城神には朱傘が着せてありますが、朱傘が2本建っているのがこの山の特徴です。

前懸、水引、胴懸
 前懸は左右に雲龍文、中央に牡丹胡蝶図を組み合わせた3枚継ぎです。

 水引はた西山勘七作の唐子遊図の綴錦、胴懸は綴錦の雲龍波涛文を掛けています。

見送
 このページの下の写真は昭和57年(1982)に美しく復元新調された金地唐美人図綴錦を掛けていますが、巡行の年によっては雲龍紋などの数種の見送りを使い分けているようです。

役行者山の山鉾町
 京都市中京区室町通三条上る役行者町